読書
マリア様がみてるを「ウァレンティーヌスの贈り物」まで読んだ。 このシリーズ、当たり外れがすごくでかい。 面白い話とつまらん話の差が大きい。 やはり買うより借りて読んだのは正解だと思う。 ちなみに、一番好きなエピソードは黄薔薇交錯。
上中下巻読了。全体的に詰め込みすぎかな。前シリーズのヨーロッパ編の方が好きだ。
事触れの治平や又市がでてくるから、巷説百物語の外伝にあたるのかな。ただ、登場人物が薄気味悪い人ばかりで巷説百物語よりも怖い。 たしかに、ただ何もせず覗くだけの、視線だけの妖怪なんてものがいたらおっかねいだろうな。
豆腐小僧双六道中ふりだし ISBN:4062122146 読了。最初は右往左往するだけの豆腐小僧がクライマックスで凛とした姿を発揮する落差がおもしろい。 狐と狸の確執もよかった。
カラシニコフ ISBN:4022579293 突撃銃といえばカラシニコフが有名だが、それについてのルポルタージュ。 冒頭では、アフリカにおける少年兵の実情など、安価な突撃銃がどのように「失敗国家」を作り上げていくか描かれている。 「失敗国家」の定義として、「…
「ステーシー」と「マリア様がみてる いばらの森」を読んだ。
とある方に薦められてたので読みました。 こういうトリックは一度、ロートレック荘殺人事件でやられたので、あんまりもにょりませんでしたよう。 文体もテンポよく、気持ちよく読めました。結構この作家は好きになるかも。
ネタバレアリでゴー。 前半部、アール・スワガーがカストロ暗殺を請け負うところが退屈でしょうがない。 歴史IFものの小説ではないので、暗殺が未遂に終ることがわかっているためだ。 後半になって、いつものスティーブン・ハンター節が冴え渡る。 伏線を回…
フェルマーの最終定理
ホプキンズの夜 ISBN:4594006094 自殺の丘 ISBN:4594006655 エルロイのロイド・ホプキンズを主人公としたシリーズ。 ホプキンズの夜はイマイチ。 ロイドの異常性がなりを潜めている。 家庭があんまり出てこないからかな。 そのかわり、自殺の丘では家族の描…
秋山瑞人のSFマガジン読み切りの完結編。 このシリーズは人間がまったく出ずに自律兵器のみが戦闘を継続してるところがおもしろいね。 ラストもホロリとくる終らせ方ばかりで泣ける。
ラスト40ページの盛り上がりはすごいがそこまでが長すぎる。 起承転結があんまりなくて、のっぺりとしてるんだよなあ。 俺の中では、 スノウ・クラッシュ>クリプトノミコン>>>ダイヤモンド・エイジ といった順。
カルト信者の親を持つと子供は苦労するんだなあ。 あと、タイトルがすごくカッコイイと思うのだがどうか。 いま、ニール・スティーブンスのダイヤモンド・エイジを読み中。 読了までかなり時間がかかりそう。
LA四部作の外伝的短編がいくつかあって楽しめた。 というかバズ・ミークスの回想録が存在するってのはなんだ。ファンサービスか、それともパラレルワールドか? しかもその短編が一番おもしろいから判断に困る。
相変わらず地味でそこが魅力。 このシリーズ、技術革新(レーダーの開発や対戦車ロケット弾、駆逐艦のマスプロ化など)とその運用の改善によって日本側に少しだけ有利にしていますが、他にも無謀な作戦を立てる参謀(辻政信とか)を僻地に追いやって日本にド…
夏コミで手に入れてきた速水螺旋人さんの「キッテハッテ露日友好」と雑君保プの「猫と性衝動」を読む。 速水さんの本は情報量が多いのでインプットに時間取られて「はふぅ」となっております。ロシア探訪記読みたいなあ。 雑君保プの「猫と性衝動」のほうは…
何も知らない少年が徐々に大人の世界を知り、事件の真相にたどりつく話。 ひとことで言うならランズデール版スタンド・バイ・ミーかなあ。 トリックや真相に拘泥せず、ストーリー全体の雰囲気を楽しみながら読むとよいかと。俺は1950年代のヒットナンバーを…
海軍めしたき物語 ISBN:4103328010 日本海軍の主計課のお話。軍隊といってもメシは食べないといけないわけで。その糧食の準備とかの話が興味深かった。 やっぱ組織の一員になってしまうと立場が下のほうの人は全体がどうなってるかわからんようになるもんな…
SFマガジンの読みきりの秋山瑞人の「海原の用心棒」前編中篇と、山本弘の「時分割の地獄」を読んできた。オモチローイ(胡乱な感想)
あかん。超人病に罹患しました。これくらいやらないとダメだ。 カジノのシーンからエピローグまで誉めるところしかみつからん。 おもしろいー(愚鈍な感想)。
まだ一巻しか読んでないけど、各登場人物の特殊能力の煮えっぷりすげえ。 そうか、こうすればよかったのか(超人病に目覚めつつ) 今のところイチオシはウフコックかな。ベタなところだけど。
ネタバレ含みでゴー 御崎市を破滅させるべく疾走する「夜会の櫃」。それを阻止しようとするフレイムへイズ達の奮闘ぶりは痛快なアクションだった。のだけれど。 今までの日常が壊れてしまった吉田や佐藤や田中があっさり順応していたのが不満。もうちょっと…
コレを読むと福井県は密室で構成されているんじゃないかと錯覚しそうだ。 あと、車内ってのも確かに密室だよなあ・・・・・・ なかなかおもしろかったですぜ。ラストもスカッとしたし。というかホロリときた(最近涙もろい) ルンババってアフリカ系な名前の…
不良少年たちが死を撒き散らしていく様が圧巻だ。 パルプノワールというよりホラー小説に近い。ただ近くを通り過ぎただけで(偶然かもしれないが)人が死んでいくんだもんなあ。 立てこもり系のストーリーとしてもよいシチュエーション満載。被害者側の夫婦…
読了。読みやすいし、おもしろいし、こりゃ人気出るわ、と思って続刊を調べてみると16冊も出てるじゃないですか。 これは楽しみが増えたとポジティブに考えるべきか、それとももう無理です、と追いかけるのを諦めるべきか。 思案のしどころじゃのう。 他に積…
やられた。しかも気持ちよくトリックに騙されたわけじゃない。「なんでこのトリックに気づかないンだよッ。俺のバガッ」というやられかただった。あーくやしい。さすが筒井康隆だ。
最近リメイクされた同名映画のノヴェライズ。すごくいいデキです。 映画自体もすごくおもしろいのですが、登場人物過多と描写不足のためわけわからん部分が多々あります。その部分を上手に補完してるので、理想的なノベライズではなかろうかと。エンディング…
ようやく読み終わった。 満足満足。 女予の萌えキャラっぷりに目を奪われそうになりましたが、それよりも彡一の変貌振りがうらやましかった。 俺も余裕を持った生き方をしたい。 「マリア様が見てる」という小説を図書館で発見。借りようかと思ったが俺が少…
読書といっても漫画ですが。 武装錬金が すごく おもしろい です。 いままでダロを灼眼のシャナのイメージで遊んでいましたが、そのイメージが武装錬金に浸食されていってます。 主人公の日常の描写(友人やら妹やら学校やらハンバーガー屋)がきっちりして…
やばい、徴在に惚れそうだ。 子蓉や女予が霞んでる。