海軍めしたき物語 ISBN:4103328010
 日本海軍の主計課のお話。軍隊といってもメシは食べないといけないわけで。その糧食の準備とかの話が興味深かった。
 やっぱ組織の一員になってしまうと立場が下のほうの人は全体がどうなってるかわからんようになるもんなのね。とくに軍艦の中だと、外がどうなってるかようわからんし。あと、要領というのは大切だということはよくわかった。


 黒竜江陸戦隊―覇者の戦塵1937 ISBN:4047826065
 相変わらず地味なところが(略)。というか、陸戦隊が活躍するのは最後の数十ページしかないというところがイカス。
 あと、ラストでの永田鉄山が生き残った伏線がここで生かされるとは思わなかった。
 このシリーズは地味だけどおもしろいなあ。