「覇者の戦塵1944 インド洋航空戦 下」を読んだ。
 この地味さが(略)。
 しかし、この巻では日本軍の方に圧倒的に運が傾いていたように思う。また、連合軍側もあまりやる気がなかったようで、あまりハラハラせずに終わってしまった。
 やはり東太平洋海戦のときのように、いつ負けてもおかしくない状況のほうが話としてはおもしろい。

 なんとかアンダマン海の制空・制海権を得た日本軍だが、ビルマ戦の前途は暗い。
 第十五軍司令官の牟田口がネックだ。